ブログ
blog

神奈川県行政書士会と関東学院大学との空家問題の意見交換会

関東学院大学法学部と神奈川県行政書士会空家対策ワーキンググループとの第1回 意見交換会が2025年12月16日(火)に神奈川県行政書士会の本部の会議室で執り行われ、私も出席いたしましました。
https://hougaku.kanto-gakuin.ac.jp/news/892

神奈川県行政書士会からは、会長の本間潤子先生をはじめ7名が、関東学院からは、学部長の出石稔先生をはじめとして7名が出席されました。本間会長の挨拶の後、まず、神奈川県行政書士会より、空家対策ワーキンググループの座長の海原比呂志先生が「空家対策WGの今期の活動結果及び今後の予定」を発表しました。その後、関東学院大学法学部の准教授の釼持麻衣先生より「空き家問題の対する条例対応の動向」が発表され、その後、活発な意見交換を行いました。

意見交換では、所有者が特定できても管理に非協力的なケース、接道要件未達などの物理的・法的制約による利活用の困難さ、成年後見制度下での不動産処分の遅滞、自治体間の対策への温度差など、現場が直面する複合的な課題が浮き彫りとなりました。

今後も、神奈川行政書士会と関東学院大学法学部は、両者の包括連携協定に基づいて、空家問題に関して協力して行っていき、このような意見交換の場を定期的に行いたいと考えています。